財務省の貿易統計速報 2025年11月分 で対米輸出が増加
書いた人：ChatGPT
こんにちは、専務理事の出口允博です。
2025年12月17日のテレビ等の報道によると、財務省の貿易統計が出された内容を見ると、対米輸出が増えたという事でしたので、越境EC関連はどうなのかな？と素朴に思うので、ChatGPTに聞いてみました。
内容的にはデータを収集したものなので、そのまま掲載します。
財務省の「貿易統計速報」（2025年11月分が2025/12/17に報道されています）で言う「対米輸出が増えた」の“増えた中身”は、報道ベースでは主に以下が増加要因として挙げられています。
1) 今回（11月）の「輸出増」を押し上げた品目
- 半導体等電子部品
- 医薬品
- 非鉄金属
…などが増えて、輸出全体が前年同月比で増加（+6.1%）という説明になっています。
※この報道では「対米輸出（+8.8%）が8カ月ぶりにプラス」とは書かれていますが、“対米輸出だけ”の品目別寄与までは記事本文側に詳細が出ていないため、対米の内訳を厳密に言うには財務省PDFの品目表（地域別×品目）を当たる必要があります。
2) ただ、構造的に「対米で伸びやすい品目」は？
日本の対米輸出は構造的に、自動車（乗用車）・自動車部品・一般機械が非常に大きいです。JETROの整理でも、対米輸出の約3割弱が乗用車で、環境対応車の増加などの動きが解説されています。
また、2025年の途中（6月など）には「対米輸出が減少し、その最大要因が自動車」と整理した資料も出ています（＝対米は車の振れが全体に効きやすい）。
3) 越境ECに関連する輸出は、どうなっている？
ここが重要ポイントで、財務省の貿易統計だけでは「越境EC由来」を分離できません。
（税関統計は“貨物としての輸出入”をHSコード等で集計するため、B2C越境ECかB2Bかは原則区別されません。）
ただし、2025年の米国側ルール変更が、越境EC（小口・直送）に直撃した事実は押さえられます。
- 米国の規制・関税運用変更（デミニミス実質停止の流れ）に伴い、日本郵便が米国宛ての「販売品」を含む郵便物（小形包装物・小包・EMS等）の引受を一時停止した、とJETROが整理しています。
→ これはまさに「越境ECの小口直送」に強い逆風で、郵便→クーリエへ移行／米国内在庫（3PL・FBA等）へ移行が起きやすい局面です。
なので結論としては：
- 対米輸出“全体”は増えていても（車や産業財が効く）、越境ECの小口直送は物流面で一時的に逆風になりやすい
- 結果として越境ECは「数量（個数）は伸びにくい／送達方法の変更でコスト増」になりがちで、統計の総額では別要因（車・半導体等）に埋もれやすい
…という整理が現実的です。
という事で、やはりデミニミス撤廃により、アメリカ向け越境ECの小口直送は減っていく傾向だという事ですね。
