2024年1月のセミナーは「インバウンド観光の好調は越境ECの成功に結び付けられるのか」を開催(登壇:村山らむね氏・利重直子氏)

2024年第1回目のセミナーは日経MJで「奔流eビジネス」の連載を執筆している村山らむねさんと、外国人紹介・派遣業を行うグローバルパワーの利重直子さんを招き、「インバウンド観光の好調は越境ECの成功に結び付けられるのか」というテーマでダブルセミナーを開催しました。昨今勢いを感じるインバウンドや越境ECの話題ということもあり、実に盛り上がったセミナーとなりました。

会の冒頭に代表理事の恩蔵優から、来たる2024年2月21日(水)に、東京ビックサイトで行われる国内最大級のEC専門イベント「イーコマースフェア2024東京」で、越境ECを代表する協会として登壇する発表がありました。

「流通総額No.1のBEENOSの事例を基に越境ECの世界の実態を紐解く」というタイトルで、恩蔵の古巣であるBeenos株式会社に声をかけ、共同登壇というスタイルで越境ECについてトークセッションを催すという内容でした。

皆さんが気になる、「日本に来たインバウンドの人が自国に帰ったあと、どのように接点を図ればいいのでしょうか?」

答えは、、ここではナイショです(笑)ただ、代表理事の恩蔵が言うには「これは買うという視点が大きく異なるのでなかなか難しいお題だけど、日本で店舗購入してもらったときに越境ECで商品を販売しているチラシを同梱し、自国に帰ったあと越境ECで購入してもらおうというアプローチは今すぐ実装しやすいよね」とのことです。

日本政府観光局によると、2023年の日本を訪れたインバウンドの数は約2500万人だと言います(2024年はついに約4000万人!)。インバウンドの影響力は見逃せません。実際に参加者の方も”食い入る”ようにセミナーを聴講していました。個人的にもJACCAにとっても、新しい視点と気付きを与えてくれました。

利重さんのお話を聞いて、越境ECを実施するには、外国人の力が必要不可欠だと再認識させられましたし、実際の活用方法も以前と比べて多極化しているのだなと勉強になりました。2人で2時間近いトークセッションを行い、とても理解が深まる内容になりました。

セミナーのあとはいつもの懇親会。皆さん積極的に村山さん、利重さんと交流し、知見を深めていました。JACCAでは、今後も懇親会を開催し、有益な交流の場を提供していきます!

最後は、セミナー開始前の利重さんと恩蔵との2ショットで。

JACCA第28回セミナー:team145 石郷社長登壇:拡大志向か価値最大化か─メディアから見た越境ECの分岐─9月18日(木)18時から

JACCA第28回セミナーは、145マガジン編集長、株式会社team145 石郷社長が、メディアの立場から見えてきた「越境ECの二つの分岐」をご紹介し、それぞれの背景や特徴を整理してみたいと思います。
例の如く、僕は、具体的なノウハウというよりも、“考え方のヒント”として、自社に合った進み方を見つけるきっかけをお届けします。