第1回JACCAセミナー:みんなで越境EC座談会・相談会を開催
先日4月27日に当協会主催の上記イベントを開催致しました。
越境ECで困っていること、今後どうすればよいかなど、皆さんで一緒に解決していく場にしたいと思い、この第一回座談会を開催いたしました。
今回、長年越境ECに関わり事業としてプロフェッショナルを極めている方、既に世界的な物流網を構築されている方以外にも、日本から世界へ販売したい、逆に海外から日本へ越境ECを行いたい。既に行っているけど何故か上手くいっていないんです・・そんな悩みを持つ店舗様や企業様が約20社ほど集まり、3時間というトキはあっという間に過ぎ去っていきました。
冒頭、当協会事務局長の服部が進行役を務め、代表理事の恩蔵より協会の活動内容などの説明があり、いよいよ座談会スタートです。3月の協会設立披露パーティ以降に当協会を知って参加された企業様が約半数でしたのでとても楽しみでした。
最初に参加者の皆様で1人1分自己紹介。すると各々の仕事内容が分かり簡単な質疑応答もあり、その場で信頼感が生まれ、その後の議論が活発になりました。
自己紹介での会話の流れから、中国で製品を製造して輸入する場合どうすればいいかという内容のご質問が上がり、いかにして中国国内で製造会社を選ぶのに苦労されるか、という事が話題となりました。中国内で取引企業を探すのは、未だ簡単ではありません。誰と組むかがとても大切なウェイトを占め、日本の常識が通用しない事もあって、中国に精通している有識者の方々が交互に情報提供を交わすなど冒頭から有意義な時間になっていきました。
続いて、欧米Amazonでの販売についてのご質問や、何が売れそうなのかという話題になると、代表理事の恩蔵をはじめ、当協会のゴールドパートナー様や長年Amazon支援を行っているマーケティング企業様からデータに基づいたご発言があったり、真逆のご意見があったりと。協会理事内での意見の差異もあったりしてとても面白い時間帯になりました。
それにあわせて日本と中国・日本と欧米との国際物流の話題にも発展したので、これは第二回目を行う際にぜひ議題にあげさせて頂こうと思います。
第二部のイタリアンを囲んだ親睦会でも、越境ECに関するディスカッションで大盛り上がりです。
参加者全員が交互に想いやご経験を話されていて一部とは違った雰囲気であっという間の3時間となりました。後日、参加者様からも高い評価をいただいたこともあり、求められているなら今後もこういった機会を毎月作っていこうと理事達で話し合いました。
この第一回座談会を皮切りに、是非とも長年に渡りこれから出逢う企業様も含めて越境EC業界を盛り上げていきたいです。我々もまだ慣れない中、この度は本当にありがとうございました!
第二回JACCAセミナーのお知らせ
次回の開催は2023年5月25日(木曜日)17時30分開場 18時スタートです。
セミナー形式にて、当協会ゴールドパートナーのロジウィルグローバルサプライ株式会社の山口社長に、日中越境EC、越境貿易の事例を織り交ぜてご講演を頂き、 その後ディスカッション&食事会をしていきます。
JACCAとJECCICAの共同セミナー 「JACCA&JECCICA新年恒例!Eコマース大予測 2025年EC業界どうなる?超過激な衝撃編」
2024年もいろんな予測が当たったのですが、2025年はさらに混迷する1年になると思われます。
このため、国内ECと越境ECが今までどうだったかと今後どうなるかを、ECデータ分析に定評のある本谷知彦氏とECやオムニチャネルの業界の最前線の現場で業務を行っている川連一豊氏が、お話いたします。