JACCA第8回セミナー：越境EC流通総額No.1のプラットフォーマーが初登壇！（登壇者：Buyee 本間哲平氏）

11月16日に行われた、JACCA第8回セミナー。今回は越境ECプラットフォーマーとして初の登壇となる、BeeCruise株式会社の本間哲平さんにお越しいただき、参加者の皆さんの注目を集める登壇をしていただきました。過去のセミナーは、サイト構築やデータ分析、そして売上を上げる為の支援側が多かったのですが、今回はEC店舗を束ねるプラットフォーマー側からのお話。越境EC流通総額No.1のBEENOSから、業界の実態を紐解いていただきました。

老舗越境ECプラットフォームとして、長年日本と世界をつなぐ役目を果たしてきたBuyee。
冒頭、ネットプライスからBEENOSへの躍進（東証プライム上場）、そして転送コムからBuyeeへの進化（越境EC流通総額No.1※）など、1999年から日本のECを支え築き上げてきながら、越境ECの世界を創世記から見てきて、苦労しながら成功してきた遍歴話は、ここまで辿り着くことの難しさと凄さを感じました。

◾️BEENOS・Buyeeとは

BEENOSグループは、モノ・人・情報を「日本から海外へ」「海外から日本へ」と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとしており、グローバルECサービスの運営や、インバウンド需要を見込んだ日本独自のコンテンツ商材の企画・開発等を行う。
越境EC関連サービス「転送コム」と「Buyee」の両サービスあわせて5,000以上（2023年10月時点）の国内ECサイトの海外販売をサポート。配送対象は118ヶ国/地域！！

国境を越えた商取引の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消することに加え、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど、独自のノウハウを培っていて、配送手段、決済手段が多様であることや、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルを構築し、会員数は478万人以上（2023年6月末時点）。
また、BEENOSは越境ECに関するデータもいち早く公開し、データリサーチャーとしても素晴らしい実績を市場に与えています。

※越境プラットフォームのBuyee（バイイー）は、BEENOS株式会社のグループ会社である、BeeCruise株式会社が運営するサービスの1つ。
※No.1とは、「Buyee」を含む主要越境ECサイトにおける海外個人を対象とした、日本から海外への年間流通総金額（2021年10月～2022年9月）

実はBeenosは、JACCA代表理事を務める恩蔵優の古巣で、当時まだ（株）ネットプライスだった時代に、MD/バイヤーとして日本のユーザーに世界中からびっくりするような商品を仕入れて販売してきた歴史があります。その後、実際にBuyeeをサービス側として利用し、その簡単さと世界とつながるスキームに感動して、今回の本間さん登壇に繋がっています。
当時、恩蔵は自動車のアフター産業を活性化させるスタートアップ企業に居て、そこで世界中への輸出方法を検討していて、転送コムをアレンジして利用しようと思い、Beenosに相談に行ったら実はBuyeeというのがあってね・・という会話からその時初めてBuyeeを知り、訪問する前と後で全く異なる事業イメージになったんだよね、という昔話を聞いて、それはご縁ですね・・と感じました。